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【金相場】週明け23日のNY金相場は、ドル安が一服したことや、米国長期金利の上昇が意識され反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1225.60ドル(-5.50ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。先週末にトランプ大統領が、ドル高への不満を表明した事からドルが主要通貨に対して軟調推移。ドル建ての金商品は割安感が意識され買い戻しが入っていた。ただ、この日はドルが対ユーロで堅調に推移したほか、金の主要な買い手である中国とインドの通貨、人民元とルピーに対してドル高基調が続いていることも重しとなり、一時下げ幅を拡大した。その後、安値圏では売りが一服し買い戻された事や、トランプ氏とロウハニ・イラン大統領の対立が一段と鮮明になるなど、地政学リスクへの警戒感もあって、相場の下支えとなった。
国内の金相場は、ドル高に圧迫された週明けのNY相場を映して軟調地合いが継続。小売ベースでは1gあたり4,784円(-22円)と、マイナス圏で推移し、直近では最長の6日続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
07/24 4784円 (-22円)
07/23 4806円 (-23円)
07/20 4829円 (-25円)
07/19 4854円 (-8円)
07/18 4862円 (-27円)
07/17 4889円 (-33円)
07/13 4837円 (+41円)
07/12 4796円 (+4円)
07/11 4792円 (-20円)
07/10 4812円 (+28円)
直近10日間の金相場平均価格:4,860円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、ドル高が重しとなるも、このところの売り過剰感や、押し目買いが入り上伸。中心限月の9月限は1トロイオンス902.60ドル(+13.70ドル)と、先週17日相場(1週間)ぶりの高値に戻し、節目となる900ドル台にのせて取引きを終了。先週末にトランプ大統領の発言をキッカケに、外国為替市場ではドルが軟調に推移していたが、この日はドル安が一服。時間外取引きではドルの上昇が重しとなり一時マイナス圏で推移していた。ただ、通常取引きが開始すると相場の流れは反転。米国・イランとの緊張が高まった事で、原油相場が上昇したほか、このところの売り過剰感による安値拾いや、押し目買いが入り、この日は900ドル台に戻して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、週明けのNY相場高や円安要因から堅調地合いが継続し上伸。小売では1gあたり3,634円(+87円)と、大きく値を上げ、最近の安値推移が一服しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/24 3634円 (+87円)
07/23 3547円 (+32円)
07/20 3515円 (-140円)
07/19 3655円 (-33円)
07/18 3688円 (±0円)
07/17 3688円 (-119円)
07/13 3807円 (+54円)
07/12 3753円 (+38円)
07/11 3715円 (-92円)
07/10 3807円 (+33円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,681円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:40現在の金相場は1トロイオンス1224.55ドル、パラジウムは907.80ドル、為替は1$111円34銭前後の値動きで推移しております。