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【金相場】28日のNY金相場は、ドル高に圧迫されたほか、米国株の上昇が重しとなり売り優勢に。中心限月の8月限は1トロイオンス1251.00ドル(-5.10ドル)と、4営業日続落して取引きを終了。この日の金相場は、未明に進んだドル高・ユーロ安を背景に相場を圧迫され序盤より売りが先行した。また、米国株の反発や、米国長期金利の小幅な上昇を受けて安全逃避の金買いは縮小。途中、ドル買い一服の流れからやや買い戻される場面もあったが、持ち高を調整する動きもあって、この日も金商品は軟調地合いが継続する展開となった。
国内の金相場は、ドル高に圧迫されたNY市場の値動きを映して小幅安の展開に。小売ベースでは1gあたり4,835円(-7円)と、横ばい圏ながら小幅に値を下げ4営業日続落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
06/29 4835円 (-7円)
06/28 4842円 (-16円)
06/27 4858円 (-7円)
06/26 4865円 (-31円)
06/25 4896円 (-22円)
06/22 4894円 (-24円)
06/21 4918円 (±0円)
06/20 4918円 (-31円)
06/19 4949円 (-16円)
06/18 4965円 (-77円)
直近10日間の金相場平均価格:4,894円/g
【パラジウム相場】28日のNYパラジウム相場は、ドル高に圧迫されたほか、他貴金属の軟調さが意識され続落。中心限月の9月限は1トロイオンス930.90ドル(-13.00ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは利確売りが出た前日相場の流れを引き継ぎ序盤より売りが先行した。また、外国為替市場ではドル高が進む場面では割高感が意識され相場を圧迫。同時に他貴金属が軟調に振れた事も材料視され、この日もマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、軟調な展開となったNY相場を映して売り優勢に。小売では1gあたり3,736円(-11円)と、マイナス圏で推移し続落しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
06/29 3736円 (-11円)
06/28 3747円 (-27円)
06/27 3774円 (+92円)
06/26 3682円 (-65円)
06/25 3747円 (±0円)
06/22 3747円 (-60円)
06/21 3807円 (±0円)
06/20 3807円 (-81円)
06/19 3888円 (-5円)
06/18 3893円 (-81円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,783円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:30現在の金相場は1トロイオンス1254.75ドル、パラジウムは946.10ドル、為替は1$110円72銭前後の値動きで推移しております。