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【金相場】週明け18日のNY金相場は、新規の取引材料が乏しい中、自律反発狙いの買いが入ったことで小反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1280.10ドル(+1.60ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。この日の金相場は、前週末相場の売り過剰感から安値拾いの買いが入り序盤より買い戻しが先行した。その後、外国為替市場ではドルが主要通貨に対して上昇した事から、相場を圧迫され一時売りが優勢となる場面もあった。ただ、短期的な戻りを見込んだ買いや、米中貿易紛争への警戒感が引き続き意識され、売り一巡後は再度買い戻しに転じ、結局この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、NY市場では買いが優るも未明に進んだ円高・ドル安が影響しマイナスサイドに反転。小売ベースでは1gあたり4,949円(-16円)と、値を下げ続落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
06/19 4949円 (-16円)
06/18 4965円 (-77円)
06/15 5042円 (+29円)
06/14 5013円 (+2円)
06/13 5011円 (-7円)
06/12 5018円 (+39円)
06/11 4979円 (-6円)
06/08 4985円 (-18円)
06/07 5003円 (+5円)
06/06 4998円 (+21円)
直近10日間の金相場平均価格:4,996円/g
【パラジウム相場】週明け18日のNYパラジウム相場は、前週末相場の下げに対する反動から買い戻しが入り小幅上昇。中心限月の9月限は1トロイオンス982.90ドル(+1.10ドル)と、横ばい圏ながら5営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、売り押された前週末相場の流れを継いで時間外取引では小安く推移した。その後売りが一巡すると、このところの安値推移から、値ごろ感が意識され買い戻しに反転。相場は一時993ドル超まで買われる場面もあったが、ドル高が重しとなったほか、金やプラチナ相場につられる形で失速し、結局前日終値近辺で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、NY市場では小幅高に反発したものの、円高要因から上げを消化されマイナス圏へ。小売では1gあたり3,888円(-5円)と、小幅ながら値を下げ続落しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
06/19 3888円 (-5円)
06/18 3893円 (-81円)
06/15 3974円 (+16円)
06/14 3958円 (-59円)
06/13 4017円 (+5円)
06/12 4012円 (+65円)
06/11 3947円 (-5円)
06/08 3952円 (-38円)
06/07 3990円 (+92円)
06/06 3898円 (-6円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,953円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:35現在の金相場は1トロイオンス1286.05ドル、パラジウムは985.90ドル、為替は1$109円85銭前後の値動きで推移しております。