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【金相場】14日のNY金相場は、米中間の貿易摩擦激化への懸念から、リスク回避姿勢が強まった事を受けて金を買う動きが活発化。中心限月の8月限は1トロイオンス1308.30ドル(+7.00ドル)と続伸し、中心終値では5月14日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日は時間外取引よりドルの軟調さが意識され、割安感から金は買われ小高く推移した。また、トランプ政権が中国の知的財産権侵害に対抗する貿易制裁関税を、早ければ15日にも発動する方向で準備を進めているとの報を受け、二大経済大国の間で貿易摩擦が激化するのではないかとの懸念が再燃。投資家心理が冷え込む中、リスク回避目的から金買い需要が旺盛となり上げ幅を拡大した。ただその後は、外国為替市場ではドル高・ユーロ安に振れたため、金商品は上値を抑えられ買いが一服した。欧州中央銀行(ECB)は14日の定例理事会で、債券購入の月額を10月から150億ユーロ(約1兆9300億円)に減らし、年内12月で終わらせることで合意。ただ、政策金利については「少なくとも来年夏まで据え置く」との見通しを示したことから、外為市場ではドル買い・ユーロ売りが進んだ。
国内の金相場は、NY相場が堅調となり一段高となった事を映して上伸。小売ベースでは1gあたり5,042円(+29円)と、ここ最近の高値を上抜き、5月15日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
06/15 5042円 (+29円)
06/14 5013円 (+2円)
06/13 5011円 (-7円)
06/12 5018円 (+39円)
06/11 4979円 (-6円)
06/08 4985円 (-18円)
06/07 5003円 (+5円)
06/06 4998円 (+21円)
06/05 4977円 (+7円)
06/04 4970円 (+12円)
直近10日間の金相場平均価格:5,000円/g
【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、方向感に乏しくドルの値動きを眺めて売り買いが交錯。中心限月の9月限は1トロイオンス1006.60ドル(-0.60ドル)と、横ばい圏ながら小幅に値を下げて取引きを終了。この日のパラジウムは、時間外取引ではドル安・ユーロ高が進んだ事で割安感が生じたほか、金やプラチナなど他貴金属の上昇も意識され小高く推移した。その後、通常取引きに入ると、米中間の貿易摩擦激化への懸念から投資家心理が後退。リスク回避姿勢の強まりから米国株が軟調となった事や、ECB結果を受けドル買いが再燃した事も圧迫材料となり、パラジウムは前日終値水準に値を戻す展開となった。
国内のパラジウムは、NY市場では小幅安に振れるも、為替が円安に傾斜した事を受けて下げを戻してプラス圏に浮上。小売では1gあたり3,974円(+16円)と、値を上げ反発しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
06/15 3974円 (+16円)
06/14 3958円 (-59円)
06/13 4017円 (+5円)
06/12 4012円 (+65円)
06/11 3947円 (-5円)
06/08 3952円 (-38円)
06/07 3990円 (+92円)
06/06 3898円 (-6円)
06/05 3904円 (-16円)
06/04 3920円 (+81円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,957円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金相場は1トロイオンス1305.90ドル、パラジウムは1006.75ドル、為替は1$110円56銭前後の値動きで推移しております。