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2018年06月08日国内金相場は5営業日ぶりに反落↓また、パラジウムも前日の急騰から一服しマイナス圏へ。

【金相場】7日のNY金相場は、様子見ムードが広がる中、ドル安による割安感から買いが入り上昇。中心限月の8月限は1トロイオンス1303.30ドル(+1.60ドル)と、小反発して取引きを終了。この日の金相場は、外国為替市場ではユーロ高・ドル売りが進行した事から、割安感が意識され序盤より買いが先行した。また、トランプ大統領は米朝首脳会談について「北朝鮮が核プログラムを放棄しなければ合意はない」との見方を示したことで、米朝首脳会談に対する過度な期待感が後退する中、金は上げ幅を拡大し、一時1307ドル超まで買い進められた。その後、ドルの戻りや、米国株の上昇から買いが一服し、結局小幅高で取引きを終えた。

国内の金相場は、NY市場ではドル安の流れから買いが優るも、円建て相場では円高進行に上げを消化され反落。小売ベースでは1gあたり4,985円(-18円)と、5営業日ぶりに値を下げ、上値追いが一服しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

06/08   4985円 (-18円)

06/07   5003円 (+5円)

06/06   4998円 (+21円)

06/05   4977円 (+7円)

06/04   4970円 (+12円)

06/01   4958円 (-4円)

05/31   4962円 (+13円)

05/30   4949円 (-30円)

05/29   4979円 (-16円)

05/28   4995円 (-9円)

直近10日間の金相場平均価格:4,978円/g


【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、一時買いの勢いが強まるも、利益確定などの売りが出た事で反落。中心限月の9月限は1トロイオンス1009.60ドル(-5.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、急騰した前日相場の流れを受けて、序盤は買いが継続し堅調に推移した。また、外国為替市場ではユーロ買い・ドル売りが進んだ事で、ドル建てのパラジウムには割安感が意識されたほか、米国株が堅調となった事も材料となり上げ幅を拡大。相場は一時1026ドルまで値を伸ばすなど一段高となった。ただ、その後はドルが買い戻された事や、他貴金属の軟調さが意識され買いが一服。一部で利益確定売りにが出た事もあって、結局マイナス圏に反転して取引きを終えた。

国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して反落。小売では1gあたり3,952円(-38円)と、前日に付けた約3か月半ぶり(2月27日相場来)の高値から値を下げ、本日はマイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/08   3952円 (-38円)

06/07   3990円 (+92円)

06/06   3898円 (-6円)

06/05   3904円 (-16円)

06/04   3920円 (+81円)

06/01   3839円 (+22円)

05/31   3817円 (+27円)

05/30   3790円 (-44円)

05/29   3834円 (±0円)

05/28   3834円 (+27円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,878円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1299.05ドル、パラジウムは1009.75ドル、為替は1$109円81銭前後の値動きで推移しております。

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