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【金相場】9日のNY金相場は、ドル安を受けて買いが先行するも、その後売り戻され3営業日続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1313.00ドル(-0.70ドル)と、小幅ながら値を落として取引きを終了。トランプ米大統領は前日、イラン核合意からの離脱と「最高レベル」での対イラン経済制裁を再開する方針を表明。中東情勢の地政学リスクの高まりを背景に金は前日午後に上げ幅を拡大して堅調に推移した。この日はその買いの流れを引き継いだほか、ドル安の流れにも後押しされ、金は序盤は小高く推移してスタート。ただ、外国為替市場でドルがユーロに対して切り返すと、利益確定の売りなどが台頭。さらに、株価が堅調となった事や、米長期金利が上昇したことも金利を生まない資産である金相場を圧迫し、昼ごろにはマイナス圏に押し下げられた。
国内の金相場は、NY市場では小幅安に振れたものの、為替が円安に傾斜した事を受けて上伸。小売ベースでは1gあたり5,055円(+23円)と続伸し、先月26日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
05/10 5055円 (+23円)
05/09 5032円 (+6円)
05/08 5026円 (-1円)
05/07 5027円 (±0円)
05/02 5027円 (-6円)
05/01 5033円 (-4円)
04/27 5037円 (-26円)
04/26 5063円 (-5円)
04/25 5068円 (+22円)
04/24 5046円 (+15円)
直近10日間の金相場平均価格:5,041円/g
【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、原油相場の上昇や株高を背景に買いが優勢となり3日続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス970.60ドル(+7.20ドル)と、4月26日相場以来およそ2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。前日引け後に対イラン制裁を再開する米国の方針表明を受けた事で、ドル安が進行するとパラジウムは買いが強まり時間外取引きでは堅調な流れとなっていた。その後、この日の通常取引きがスタートすると、ドルがユーロに対して切り返され上値の重い展開に。ただ、中東情勢の混乱から原油相場が2014年11月下旬以来およそ3年5カ月ぶりの高値を付けたほか、米国株が上昇した事も相場の支援材料となり、堅調地合いを維持して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買い優勢となったNY市場や円安要因から上げ幅を拡大。小売では1gあたり3,839円(+43円)と続伸し、4月27日相場以来(約2週間ぶり)の高値に回復しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
05/10 3839円 (+43円)
05/09 3796円 (+6円)
05/08 3790円 (-11円)
05/07 3801円 (+75円)
05/02 3726円 (-54円)
05/01 3780円 (-86円)
04/27 3866円 (+49円)
04/26 3817円 (+37円)
04/25 3780円 (-37円)
04/24 3817円 (-130円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,801円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:30現在の金相場は1トロイオンス1315.85ドル、パラジウムは973.65ドル、為替は1$109円75銭前後の値動きで推移しております。