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2018年05月08日国内金相場は横ばいながら小幅安に振れたほか、パラジウムもマイナス圏に転じ反落↓

【金相場】週明け7日のNY金相場は、新規材料に乏し中、ドル高や株高が進んだ事から小幅安に振れ反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1314.10ドル(-0.60ドル)と、横ばい圏ながら小幅に値を下げて取引きを終了。この日の金相場は、時間外取引ではドル安による割安感から金相場は堅調な展開となり小高く推移した。その後、通常取引きに入ると、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進んだことから、ドル建てで取引される金商品に割高感が生じたほか、株高が進んだ事も金への圧迫材料となり相場は軟化。ただ、売り一巡後は売り買いが交錯する展開となり、前週末の終値を挟んで方向感の乏しい展開となった。  

国内の金相場は、小幅ながら値を下げたNY相場を映してマイナス圏へ。小売ベースでは1gあたり5,026円(-1円)と、横ばい圏ながら小幅安に振れました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

05/08   5026円 (-1円)

05/07   5027円 (±0円)

05/02   5027円 (-6円)

05/01   5033円 (-4円)

04/27   5037円 (-26円)

04/26   5063円 (-5円)

04/25   5068円 (+22円)

04/24   5046円 (+15円)

04/23   5031円 (-25円)

04/20   5056円 (-20円)

直近10日間の金相場平均価格:5,041円/g


【パラジウム相場】週明け7日のNYパラジウム相場は、ドル高再開に圧迫されるも、株高や押し目を買われ上昇。中心限月の6月限は1トロイオンス962.10ドル(+4.80ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、安値拾いの買いが入ったほか、外国為替市場ではドルが軟調に推移した事で割安感が生じ、時間外取引きより堅調に推移し一時970ドル超まで上昇した。その後、日中取引きではドル買いが再開した事を受けて売り優勢に反転するも、原油相場が約3年5ヶ月ぶりの高値となった事や、堅調となった株式市場、押し目買いが入り再度プラス圏に浮上した。

国内のパラジウムは、小幅に値を下げ反落。小売では1gあたり3,790円(-11円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

05/08   3790円 (-11円)

05/07   3801円 (+75円)

05/02   3726円 (-54円)

05/01   3780円 (-86円)

04/27   3866円 (+49円)

04/26   3817円 (+37円)

04/25   3780円 (-37円)

04/24   3817円 (-130円)

04/23   3947円 (+11円)

04/20   3936円 (-22円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,826円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:40現在の金相場は1トロイオンス1318.45ドル、パラジウムは966.10ドル、為替は1$108円98銭前後の値動きで推移しております。

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