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【金相場】3日のNY金相場は、米国株が上昇するなどややリスク回避姿勢が一服したほか、急反発となった前日相場の利益確定売りに押され反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1337.30ドル(-9.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。米中貿易摩擦に関して先行き懸念の広がりから、前日には投資家心理の後退を受け金は買いが旺盛となった。ただ、この日はその反動で利益確定の売りが台頭したことや、外国為替市場ではドルが対ユーロで強含んだほか、米国株式相場も持ち直しため、金は相場を圧迫され軟調な展開となった。しかし、トランプ米政権は今週、鉄鋼・アルミ輸入制限の発動に続き、知的財産権侵害を理由に中国製品に高関税を課す制裁案を公表する見込み。これに対し、中国は正式に制裁が決まれば同様に最大600億ドル規模の報復を行う方針を表明しており、先行き不透明感から金を物色する動きも見られ、下値を支えられる展開となった。
国内の金相場は、NY相場安を映すも為替が円安に傾斜した事で下げを縮小し小幅安。小売ベースでは1gあたり4,969円(-2円)と、ほぼ横ばい値の値動きで幅続落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
04/04 4969円 (-2円)
04/03 4971円 (+33円)
04/02 4938円 (-10円)
03/30 4948円 (-18円)
03/29 4966円 (-8円)
03/28 4974円 (-23円)
03/27 4997円 (+42円)
03/26 4955円 (+49円)
03/23 4906円 (-39円)
03/22 4945円 (+51円)
直近10日間の金相場平均価格:4,957円/g
【パラジウム相場】3日のNYパラジウム相場は、ドル高に上値を抑えられるも、米国株の上昇や、3月米自動車販売の増加が意識され小反発。中心限月の6月限は1トロイオンス927.80ドル(+0.30ドル)と、小幅ながら値を上げプラス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優勢となった前日相場の反動から時間外取引より買いが先行し小高く推移した。その後、通常取引きがスタートすると、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進んだ事で買いの流れが一服。軟調となった他貴金属の値動きにつれて上げ幅を消化し、前日終値近辺まで値戻した。ただ、ユーロ圏の好調な経済指標や、米国株の上昇、3月の米国自動車販売台数が予想に反して増加するなどした事で、再度買い戻しに反転。ドルや株式市場の値動きを眺めて売り買いが交錯し、引けにかけて小幅高での推移となった。
国内のパラジウムは、小幅ながらプラスに転じたNY相場を映して反発。小売では1gあたり3,537円(+6円)と、4営業日ぶりに値を上げ、小反発しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/04 3537円 (+6円)
04/03 3531円 (-87円)
03/30 3618円 (-70円)
03/29 3688円 (+22円)
03/28 3666円 (±0円)
03/27 3666円 (+16円)
03/26 3650円 (-43円)
03/23 3532円 (-48円)
03/22 3742円 (+11円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,641円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:35現在の金相場は1トロイオンス1337.05ドル、パラジウムは926.80ドル、為替は1$106円53銭前後の値動きで推移しております。