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【金相場】28日のNY金相場は、米国内総生産(GDP)確報値の上方修正などを背景にドル高に振れた事や、リスク回避姿勢が一服した事で売り押され続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1330.00ドル(-17.90ドル)と、売りが優りマイナス圏で取引きを終了。発表された2017年10~12月期の米実質GDP(国内総生産)が上方修正されたことをきっかけに、外国為替市場ではドル買いが活発化し、ドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される金商品に割高感が生じたため、相場はじりじりと値を下げ軟調な展開となった。また、北朝鮮が保有核兵器の放棄に関するトランプ米大統領との協議に前向きだと中国が明らかにしたことや、世界的な貿易戦争懸念が和らぎつつある兆しも相場の圧迫材料となった。ただ、元ロシア情報員暗殺未遂事件をめぐる米欧とロシアの対立など、地政学的な不確定要素が存在するほか、米国株も売り買いまちまちの展開となった事で、下値は比較的底堅かった。
国内の金相場は、NY市場の値動きを受けて売りが優るも、未明に進んだ円安・ドル高の流れが下げをカバーし小幅安に。小売ベースでは1gあたり4,966円(-8円)と、小幅ながら値を下げ続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
03/29 4966円 (-8円)
03/28 4974円 (-23円)
03/27 4977円 (+42円)
03/26 4955円 (+49円)
03/23 4906円 (-39円)
03/22 4945円 (+51円)
03/20 4809円 (+17円)
03/19 4878円 (-18円)
03/16 4896円 (-33円)
03/15 4929円 (-21円)
直近10日間の金相場平均価格:4,934円/g
【パラジウム相場】28日のNYパラジウム相場は、米国内総生産(GDP)確報値の上方修正を受けドル高が進んだ事で売り押され反落。中心限月の6月限は1トロイオンス963.20ドル(-8.60ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、米中貿易摩擦の激化に対する投資家の警戒感が低下した事を受けて、時間外取引では買いが先行し小高く推移していた。その後、日中取引きでは、米商務省が発表した2017年10-12月(第4四半期)実質国内総生産(GDP)確定値が、前期比年率2.9%増に上方修正されたほか、北朝鮮問題をめぐる地政学リスクの後退から外国為替市場ではドルが主要通貨に対して上昇。ドル建てのパラジウムは割高感が意識され相場は次第にマイナス圏に反転した。
国内のパラジウムは、NY市場では売り優勢で推移するも、為替が円安に傾斜した事からプラス圏で推移し上昇。小売では1gあたり3,688円(+22円)と、プラス圏で推移し、約1週間(23日相場)ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
03/29 3688円 (+22円)
03/28 3666円 (±0円)
03/27 3666円 (+16円)
03/26 3650円 (-43円)
03/23 3532円 (-48円)
03/22 3742円 (+11円)
03/20 3731円 (-22円)
03/19 3753円 (+17円)
03/16 3736円 (-11円)
03/15 3747円 (-22円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,707円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:30現在の金相場は1トロイオンス1330.55ドル、パラジウムは968.70ドル、為替は1$106円63銭前後の値動きで推移しております。