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2018年02月14日国内貴金属は総じて小動きな展開に。金は横ばいながら7日続落したほか、パラジウムも小幅安↓

【金相場】13日のNY金相場は、ドル安を背景とした割安感などから買いが入り上伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1330.40ドル(+4.00ドル)と、プラス圏で推移し続伸して取引きを終了。この日の金相場は、買い優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤より小高く推移した。また、外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いの流れとなり、ドル建てで取引される金に割安感が生じたほか、欧州株がほぼ全面安となり、米国株も昼過ぎまで軟調に推移する中、安全資産とされる金には逃避目的としての買いも入って上げ幅を拡大した。ただ、米消費者物価指数(CPI)と、卸売物価指数(PPI)の発表をそれぞれ14、15日に控えて発表待ちの様子見ムードも強く、上値は限定的となった。

国内の金相場は、買い優勢となったNY相場高を映すも、為替が円高に傾斜した事を受けて小幅安に。小売ベースでは1gあたり5,036円(-4円)と、前日相場同様に横ばい圏ながら小幅安に振れ、7営業日続落となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

02/14   5036円 (-4円)

02/13   5040円 (-1円)

02/09   5041円 (-3円)

02/08   5044円 (-41円)

02/07   5087円 (-37円)

02/06   5122円 (-8円)

02/05   5130円 (-28円)

02/02   5158円 (+16円)

02/01   5142円 (+46円)

01/31   5096円 (-17円)

直近10日間の金相場平均価格:5,089円/g


【パラジウム相場】13日のNYパラジウム相場は、ドルの軟化を受けた割安感や、底堅く推移した米国株を眺めて堅調地合いに。中心限月の3月限は1トロイオンス980.70ドル(+4.55ドル)と、3営業日続伸し買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優った前日までの反動から、序盤は利益確定を目的とした売りが出た事で安寄りした。その後、外国為替市場ではドルが主要通貨に対して軟調に推移した事から、ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に割安感が意識され買い戻しに反転。また、序盤はマイナス圏で推移していた米国株も、午後にかけてプラスサイドに転じた事からパラジウムも上げ幅を拡大。一時988ドル超まで値を伸ばす場面もあった。ただ、買い一巡後は売り買いが交錯する展開となり、上げ一服となった。

国内のパラジウムは、堅調地合いが継続したNY相場を映すも、円高の進行から上げを消化され小反落。小売では1gあたり3,807円(-5円)と、金同様に小動きな展開となり、横ばい圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

02/14   3807円 (-5円)

02/13   3812円 (+59円)

02/09   3753円 (-91円)

02/08   3844円 (-103円)

02/07   3947円 (-27円)

02/06   3974円 (-97円)

02/05   4071円 (+32円)

02/02   4039円 (+22円)

02/01   4017円 (-92円)

01/31   4109円 (-108円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,937円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1335.70ドル、パラジウムは987.05ドル、為替は1$107円47銭前後の値動きで推移しております。

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