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2018年02月13日連休明けの国内貴金属はまちまち↑↓金は横ばいながら小幅安に振れた一方、パラジウムは5営業日ぶりに値を上げ反発。。

【金相場】週明け12日のNY金相場は、売りが続いた前週相場に対する反動買いや、ドルの軟化に伴う割安感が意識され上昇。中心限月の4月限は1トロイオンス1326.40ドル(+10.70ドル)と反発し、プラス圏に転じて取引きを終了。この日は、売り優勢となった前週末相場の反動から序盤より買いが先行した。また、外国為替市場では、対ドルで弱含んでいたユーロが強含みに転じたことから、ドル建てで取引される金商品に割安感が生じ、買いが膨らんだ金相場は一時1330ドルまで上昇する場合もあった。ただ、買いが一巡すると一部で利益確定売りが出たほか、米国株が急伸するなどリスク選好の流れに上値を抑えられ、その後は伸び悩む展開となった。先日2日に発表された1月の雇用統計が大幅な伸びを示したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が現在「年3回」と想定している利上げペースを速める可能性があり、市場では週央に控えた1月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑が広がっている。

連休明けの国内金相場は、横ばい圏ながら小幅安に振れ続落。小売ベースでは1gあたり5,040円(-1円)と、小動きな展開となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

02/13   5040円 (-1円)

02/09   5041円 (-3円)

02/08   5044円 (-41円)

02/07   5087円 (-37円)

02/06   5122円 (-8円)

02/05   5130円 (-28円)

02/02   5158円 (+16円)

02/01   5142円 (+46円)

01/31   5096円 (-17円)

01/30   5113円 (-25円)

直近10日間の金相場平均価格:5,097円/g


【パラジウム相場】週明け12日のNYパラジウム相場は、このところの調整地合いが一服したほか、ドル安に伴う割安感、株価急伸などが好材料となり上伸。中心限月の3月限は1トロイオンス976.15ドル(+12.80ドル)と続伸し、買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、小幅高ながらプラス圏に転じた前週末相場の流れを引き継ぎ序盤より買いが先行した。また、このところの調整相場による値ごろ感が意識されたほか、ドル安の進行、金やプラチナなど他貴金属の堅調さが好材料となり上げ幅を拡大。相場は一時985ドル超まで値を伸ばす場面もあった。その後、買いが一巡すると一部で利確売りが出たほか、ドルの戻りを受けて相場を重くするも、米国株の急伸をはやしてパラジウムも買い支えられ、この日もプラス圏で取引きを終えた。なお、プラチナ清算値は11.30ドル高の1トロイオンス972.80ドル(7営業日ぶりに反発)。NYパラジウムと、NYプラチナの逆鞘は3.35ドル(パラジウム高)と、前週8日には約4ヶ月ぶりにプラチナ高となったが、再度両銘柄の価格が反転した。

連休明けの国内パラジウムは、安値一服となったNY市場の値動きを映して上昇。小売では1gあたり3,812円(+59円)と、5営業日ぶりに値を上げ、調整地合いが一服する展開となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

02/13   3812円 (+59円)

02/09   3753円 (-91円)

02/08   3844円 (-103円)

02/07   3947円 (-27円)

02/06   3974円 (-97円)

02/05   4071円 (+32円)

02/02   4039円 (+22円)

02/01   4017円 (-92円)

01/31   4109円 (-108円)

01/30   4217円 (+5円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,978円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1325.80ドル、パラジウムは981.25ドル、為替は1$108円73銭前後の値動きで推移しております。

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