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【金相場】週明け29日のNY金相場は、31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる中、米長期金利の上昇やドル高の相場展開に圧迫され続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1340.30ドル(-11.80ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日の金相場は、外国為替市場でドル買いが進んだ事から序盤より売りが先行し小安く推移した。また、前週には約1年5カ月ぶりの高値を付けていた反動から、引き続き利益確定の売りが出やすかったほか、米10年債利回りが約3年9カ月ぶりの水準に上昇した事も金にとっては圧迫要因となった。ただ、株式相場が次第に下げ幅を広げる中、安全資産としての買いが入る場面もあり、売り一巡後はやや下げ幅を縮小した。市場の注目は翌日から2日間の日程で開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)や、週末2日に発表される雇用統計に集まっている。
国内の金相場は、軟調となったNY相場安を映して3営業日続落。小売ベースでは1gあたり5,113円(-25円)と、この日もマイナス圏で推移しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
01/30 5113円 (-25円)
01/27 5138円 (-33円)
01/26 5171円 (-18円)
01/25 5189円 (+11円)
01/24 5178円 (-7円)
01/23 5185円 (+8円)
01/19 5177円 (+16円)
01/18 5179円 (+2円)
01/17 5177円 (-17円)
直近10日間の金相場平均価格:5,167円/g
【パラジウム相場】週明け29日のNYパラジウム相場は、安値拾いの買いが下値を支えるも、ドル高・株安が要因となりマイナス圏へ。中心限月の2月限は1トロイオンス1083.40ドル(-1.65ドル)と、横ばいながら小幅に値を下げ、3営業日続落して取引を終了。この日のパラジウムは、売りが優勢となった前日までの安値反動から序盤は買い戻しが入り上昇した。その後、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進んだ事で相場は次第に圧迫され売り買いが交錯。米国株が軟調となった事で、パラジウムも値を落とし中盤以降では前日終値を挟んでもみ合う展開となった。
国内のパラジウムは、NY市場では小幅に値を落とすも、未明に進んだドル高・円安要因からプラス圏で推移し上昇。小売では1gあたり4,055円(+5円)と、横ばいながら小幅に値を上げ、3営業日ぶりに反発しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/30 4217円 (+5円)
01/27 4212円 (-54円)
01/26 4266円 (-37円)
01/25 4303円 (+16円)
01/24 4287円 (-43円)
01/23 4330円 (-22円)
01/22 4352円 (+11円)
01/19 4341円 (-65円)
01/18 4406円 (+97円)
01/17 4309円 (-113円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,302円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:25現在の金相場は1トロイオンス1337.85ドル、パラジウムは1084.50ドル、為替は1$109円08銭前後の値動きで推移しております。