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2021年08月06日国内貴金属はパラジウムを除いてマイナス圏へ。金は反落した一方、パラジウムは堅調地合いを維持し続伸↑

【金相場】5日のNY金相場は、ドル高の流れや長期金利の上昇などが重しとなり反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1808.90ドル(-5.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日発表された先週の米新規失業保険申請件数は2週連続で減少するなど、労働市場が徐々に改善していることが改めて示唆されたほか、米長期金利の指標である10年物国債利回りの上昇を眺めて金の売りが先行。加えて外国為替市場では対ユーロでドル高基調となったことも、相場の下押し要因となった。ただ、安値局面では値頃感から押し目買いも入り、底堅い展開となった。市場の関心は、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小の開始時期を判断する上で注目している6日の米雇用統計に向かっている。

国内の金相場は、NY相場の値動きを映し反落。買取ベースでは1gあたり6,957円(-19円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

08/06  6,957円 (-19円)

08/05  6,976円 (+38円)

08/04  6,938円 (-20円)

08/03  6,958円 (-36円)

08/02  6,994円 (-26円)

07/30  7,023円 (+46円)

07/29  6,977円 (+33円)

07/28  6,944円 (-21円)

07/27  6,965円 (-25円)

07/26  6,990円 (+5円)

10日間の金相場平均価格:6,972円/g



【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中で買いが優り小幅続伸。中心限月の9月限は1トロイオンス2655.10ドル(+3.40ドル)と、横ばい圏ながらプラス圏を維持して取引きを終了。この日のパラジウムは、時間外取引きでは売りが先行し安寄りした。その後、発表された米国の週間新規失業保険申請数が、2週連続で減少するなど労働市場の改善が示唆された事で、買い戻しに反転。堅調な米国株も意識され相場は一時2670ドルまで上昇した。一方、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りとなった事で割高感が意識されたほか、米国長期金利の上昇も重しとなり、結局小幅高で引けた。

国内のパラジウム相場は、堅調地合いを維持したNY相場を映し続伸。買取では1gあたり10,181円(+17円)と、プラス圏で推移し、値を伸ばす展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

08/06  10,181円 (+17円)

08/05  10,164円 (+49円)

08/04  10,115円 (-154円)

08/03  10,269円 (+39円)

08/02  10,230円 (+60円)

07/30  10,170円 (+44円)

07/29  10,126円 (+105円)

07/28  10,021円 (-176円)

07/27  10,197円 (-116円)

07/26  10,313円 (+176円)

10日間のパラジウム相場平均価格:10,179円/g


10:50現在の金相場は1トロイオンス1806.90ドル、パラジウムは2664.75ドル、為替は1$109円87銭前後の値動きで推移しております。

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